東北関東大震災

いつも通り、日立市の派遣先で仕事をしていた。あ、地震だと思い、収まるのを待っていても、収まるどころか揺れが強くなっていく。さすがにヤバいと思い、机の下に隠れる。地震のあと辺りを見渡すと、棚は倒れ、机の上のPCやモニタも倒れている。すかさず、twitterで情報を探ってみると、震源は東北沖、10Mくらいの津波があるかもしれないって何それ？？？茨城の震度は、6強。でもって、余震。これもでかい。

今日は仕事にならないので、このまま帰ることとなる。おいらは、水戸方面へ車で帰る方に、水戸駅辺りまで乗せて行ってもらうことにした。が、どこも渋滞。裏道を行っても、R6とかに行こうとすると、交差点には行列が出来ている。あと、コンビニにも行列が出来ている。それでも、割とすんなり水戸駅付近までは来れた。

電車は止まっているっぽいので、ホテルに泊まれないかと思ったが、停電のせいで受け入れられないとのこと。ならば歩くか…と思ったが、もうちょっと歩いて千波方面まで出ればバス停があるな、と思って歩いたけど、この道こんなに長かったっけ？ようやくの思いでバス停までたどり着くと、逆方面のバスを発見したので、バスは走っているらしいと確認。が、時間を30分過ぎてもバスは来なくて、通りすがりのおじさんに、バスは止まってるとの情報をもらう。

どうしよう…このままではまずい。とりあえず無料開放されている電話ボックスから電話しようと思って戻ると、人がいたので、近くの避難所を教えてもらい、そこへ向かう。すると、ここは避難所になってないんですよ…なにそれ？ここから30分くらいの三の丸小学校が避難場所になっているということを教えてもらい、既に靴擦れが出来ている足で頑張って歩く。

駅近くになると、同様に避難所へ向かっていると思われる人たちに出くわす。そして、やっとたどり着いたと思ったら、既に店員オーバーとなっているため、ここから5分くらいのところにある、水戸二中に向ってくださいとのことなので、仕方なくまた歩く。

やっとついて、毛布くらいは支給されると思いきや、なーんもない。毛布を持っている人もいたが、それはホテルからやってきた人たちで、ホテルで与えてくれたらしい。とにかく寒い。けど、ついったーで気を紛らわす。これが、20時くらいかな。

近くにいた人がお菓子と飴をくれて、ありがたく思う。で、ようやく水が届く。その後、食料が支給されるらしいので、行ってみたら、マショマロ一個だけとかなにそれ？ここは、茨城の県庁所在地で、水戸駅から一番近いところなんだぜ？そのあと、別の方からまたクラッカーを頂く。半分は、隣の人に分けた。早朝になれば、渋滞もなくなって、携帯も繋がるようになるだろうと踏んで、4時までひたすら待つことにする。

そして、4時。予想通り、輻輳解除になっていたらしく、一発で繋がった。で、親に迎えを頼む。1時間くらいで来てくれたので、大通りまで歩いて、やっと帰路につけた。帰り道も、道路が陥没していたり、通行止めがあったりして、回り道をして帰った。